デニムの耳の市松織りに挑戦 その1
好評を頂いている切り替えデニムのフラットポーチですが、この織り方をDANBOLOOMでもやりたい、というお客様からの声がありました。
そこで、DANBOLOOMで織るにはどうしたらいいか考えながら、まずやってみることにしました。
デニムの耳の幅は約1.5mm。たて糸の溝には入らないので、たて糸ガイドを半分に切って、平らな面にしました。
たて糸は8本。DANBOLOOMの最大幅で織っていきます。
DANBOLOOM本体にぐるぐると巻きつける感じでたて糸を張ります。裏面はこんな感じ。端っこをガムテープなどでしっかり止めます。
織り止め用の糸をかけて、スタートです。
よこ糸を通した時に、たて糸としっかり市松にするために、定規を使って織り込みます。
折返しの部分は、少し残しておきます。
少し残しておくか、きっちり残さないで織るかで、仕上がりのサイズも変わってきます。今回は少し残してみます。
どんどん織り進めていきます。市松模様ができてきました。
よこ糸を追加する場合は、5cmくらい残して追加していきます。今回は黒のデニムの耳のを使いました。ナチュラル(グレー)に対して黒は少し細い1cm幅のものです。
ロットによって幅も変わってくるので、今回使ったのは1cm幅でした。
裏面のデニムの耳がもったいないな、もっと織りたいな〜と思い、たて糸を少しずつずらしてギリギリまで織ってみました。
一を移動する時に織り止めの糸を外したので、一番最初のよこ糸がずれてしまいます。そこで、テープで固定することにしました。
ここまで織ると、全体の重みでたて糸ガイドが歪んできます。ここで織るのをストップしました。
次回は、これを本体から外して1枚の布に仕上げていきます。
次回もよろしくお願いいたします。
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